食品包装用パウチパックを充填機に供給する工程で、ロボシリンダがCT効果を発揮しています。
従来はエアシリンダ2本をYZに組み合わせたP&Pユニットを使用していました。しかし、Y軸ストロークエンドについているオートスイッチのON する位置にばらつきがあるため、Z軸を下降させるタイミングもずれていました。これが吸着ポイントのずれとなり、搬送途中でワークが引っかかり、チョコ停が発生していました。またタイミング がずれることにより、ワークを吸着するバキュームパッドが横滑りして、パッドの磨耗による吸着ミスにつながることもありました。
YZユニットをロボシリンダRCS2シリーズに替えていただいたところ、内蔵エンコーダの位置決め完了信号で確実な動作が可能になりました。吸 着ミスが無くなりチョコ停が解消しました。