使用しているロボシリンダの機能
アルミの部品をマシニングセンターで加工する工程で、部品の投入・取出にロボシリンダが採用されました。
従来、この作業は人手で行っていましたが、増産のため自動化することになり、エアシリンダを使った装置とロボシリンダを使った装置のサイクルタイムと生産数量を計算し比較を行いました。その結果、下表のようにロボシリンダを使った装置の生産性を100%とした時、エアシリンダを使った装置は69%となり、ロボシリンダの採用となりました。
稼働率 | サイクルタイム | 生産数量 | 生産性 | |
---|---|---|---|---|
エアシリンダを使った装置 | 85% | 6.4秒 | 5,700個/日 | 69% |
ロボシリンダを使った装置 | 90% | 4.7秒 | 8,300個/日 | 100% |
1日12時間稼働(60×60×12=43,200s)
エアシリンダを使った装置の生産数=(43,200s×85%)÷6.4s
ロボシリンダを使った装置の生産数=(43,200s×90%)÷4.7s
関連商品情報
- コントローラ
- PCON-CA
- アクチュエータ
- RCP4-SA6C/SA7C, RCP2-GRM, RCP2-RTCB