使用しているロボシリンダの機能
パッケージの充填口の樹脂部を2本のエアシリンダの先端に取付けたヒーターで溶着させて塞ぐという箇所で、従来は2本のエアシリンダでヒーターの移動を行っていましたが、溶着位置がずれて封止のばらつきが発生したり、樹脂を溶かすための時間の調整が困難で、溶着の過不足品が発生していました。
これをロボシリンダの電動グリッパに置き換えることにより、
- 左右同じタイミングで動作するので溶着が安定
- 適切な溶着時間の設定が可能
などにより品質が向上しました。
また、電動化により溶着前までのアプローチの速度がアップすることにより、タクトタイムを25%短縮することができ、生産総数を2000個から2500個以上にアップすることができました。