スポット溶接装置

業界
  • 自動車・機械部品
工程
  • 溶接

不良品:10個/日⇒ゼロに
生産数:1,920個/日⇒5,236個/日 生産効率が2.7倍に向上
人件費:年間\200万削減

  • 位置決め

【用途】
この工程では、対になっている2個のワークを搬送し、1個に付き3箇所スポット溶接を行います。今までは、部品のスポット溶接を手作業で行っていたため、エンドユーザーからの増産要請には作業者の人数を増やして対応してきました。また、最近では多品種少量生産の案件が増えてきていることから、今回ロボシリンダを使って溶接工程を自動化しました。設備2台を製作するのに120万円(60万円/台×2台)かかりましたが、7.5ヶ月で回収し、以下の効果がありました。(人件費:¥1,000/Hで算出)

【導入効果】

  • 手作業では、作業する人によって品質や生産量に大きな差が出ていましたが、自動化した結果、繰り返し同じ位置で停止し溶接するため、品質が安定し不良発生がほぼゼロになりました。
  • 手作業に比べて、サイクルタイムが向上し、生産数が大幅に増えました。
  • 作業者の仕事はワーク設置と取り外しのみとなったため、一人で装置2台を見ることになり、人件費が1/2になりました。

【手作業とロボシリンダを使った設備の比較】

  手作業 ロボシリンダを使った設備
サイクルタイム 60秒 22秒
1日の生産数
(8時間稼働)
1,920個
(960個※1/人×2人)
5,236個
(2,618個※2/人×2台)
作業人数 2人 1人
年間人件費※3 \400万(\200万×2人) \200万(\200万×1人)

※1 手作業の一人当たりの生産数 1日8H÷60秒=480組=960個
※2 ロボシリンダを使った設備の一台あたりの生産数 1日8H÷22秒=1,309組=2,618個
※3 一人当たりの年間人件費 (\1,000/H×8H)×250日=\2,000,000

関連商品情報

コントローラ
PCON-CA
アクチュエータ
RCP4-SA7C,RCP2-SS8C

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