ガスコンロテーブルの溶接強度試験装置

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1日の生産数:4,028個⇒5,760個 43%の生産性向上

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【装置概要】
小型のガスコンロを製造している会社で配管溶接部の強度試験を電動化しサイクルタイム短縮に成功した例をご紹介いたします。

①生産性が43%向上

エアシリンダをロボシリンダに切り替えたことで合否判定の効率が上がり、サイクル タイムが向上しました。 <エアシリンダの問題点(切り替え前)>
  • ・ストローク途中での速度変更ができないため、治具がワークに接触する(引っ張り試験を開始するポイント)直前までの移動も、ワークの破損を防ぐために低速での移動とせざるを得ませんでした。
<ロボシリンダの効果(切り替え後)>
  • ・治具がワークに接触する直前までの移動を高速で行うように設定し、その後、低速に切り替えて引っ張り試験を行うようにしました。
  • ・移動を高速にしたことで、引っ張り開始までの待ち時間が短くなり、合否判定工程が3秒→1秒になりました。
  • ・合否判定の効率が上がったことで、試験工程全体(ワークセット・払い出し)が7秒→5秒と、サイクルタイムを短縮できました。

②多品種対応

引っ張り位置や力を柔軟に変えられるため、様々なサイズの製品の配管溶接の強度試験に流用できるようになりました。
  エアシリンダ ロボシリンダ
サイクルタイム 7秒 5秒
張力の調整時間 平均10分/日 ゼロ
1日の稼働時間 470分(8時間ー調整10分) 480分(8時間)
1日の試験数 4,028個※1 5,760個※2
多品種対応 なし 有り

※1 エアシリンダの場合(1日8時間ー10分)/7秒=4,028個 
※2 ロボシリンダの場合 1日8時間/5秒

関連商品情報

コントローラ
SCON-CA
SSEL
XSEL
アクチュエータ
RCS2-RA13R

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