生産効率 43%アップ

金属部品化時のワークのクランプ装置を導入。

業界
  • 自動車業界
テーマ
  • 生産性の向上

用途

自動車の金属部品を加工する際のクランプ装置。
最初の荒削り時は強く押さえる必要があり30Nで押さえているが、荒削り後のファイン加工時はワークの変形を防ぐため押し付け力を落としている。

使用しているロボシリンダの機能

  • 押し付け

解説

エアシリンダの場合

エアシリンダでは残圧のため押し付け力を30Nから10Nに変更するのに15秒かかり、その間は加工ができない。

加工時間
(荒削り:13秒)+(圧力変更:15秒)+(ファイン加工:13秒)+(取付け・取外し:8秒)=49秒
生産数量
タクトタイム49秒=73個/H(3,600秒)=1,763個/日(24H)=52,890個/月(30日)
ロボシリンダの場合

ロボシリンダではポジションNo.の変更で直ちに押し付け力の変更が可能。

加工時間
(荒削り:13秒)+(ファイン加工:13秒)+(取付け・取外し:8秒)=34秒
生産数量
タクトタイム34秒=105個/H(3,600秒)=2,520個/日(24H)=75,600個/月(30月)

スライダタイプ: ERC3-SA5C/SA7C
ロッドタイプ: ERC3-RA4C/RA6C

下表のように異なる押し付け力を設定したポジションNo.を切り替えることで、押し付け力の変更ができます。

ポジション
No.
位置
mm
速度
mm/s
加速度
G
押し付け力
押し付け幅
mm
1 100 200 0.3 30 10
2 100 200 0.3 70 10

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