エンジンブロック穴加工の良否判定でロボシリンダを使用。
用途
エンジンブロック加工穴に検査棒を挿入し、加工の良否を判定する装置。
ロボシリンダの押し付け動作で検知棒を加工穴に挿入する。ゾーン信号を併用し、押し付け完了が出る位置で、「正常」「規定の深さより浅い」「規定の深さより深い」」を判定する。
使用しているロボシリンダの機能
解説
- エアシリンダの場合
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- 測長機能付エアシリンダ価格90,000円 (ブレーキ付き、バルブ等を含めた金額)
- 使用台数
- 装置1台あたりエアシリンダ9台使用
- 装置の数
- 全工場で装置は7セットある
エアシリンダの総費用は90,000円×9台/装置×7セット=5,670,000円
- ロボシリンダの場合
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- ロボシリンダ価格72,400円 (コントローラ、ケーブルを含めた金額)
- 使用台数
- 装置1台あたりロボシリンダ9台使用
- 装置の数
- 全工場で7セットある
ロボシリンダの総費用は、72,400円×9台/装置×7セット=4,561,200円
エアシリンダのイニシャルコスト5,670,000円に対してロボシリンダのイニシャルコスト4,561,200円となり、1,108,800円のコストダウンとなった
こんな効果も
防水機能確保
測長機能付エアシリンダは防水対策ができていなかったが、ロボシリンダは防滴性能がある。
精度の向上
エンコーダの分解能は大差無いが、細かな位置決め調整が可能なため、装置全体の精度が向上した。
品質の向上
ロボシリンダは検知棒を当てる時の推力の調整が容易なのでワークを傷つけることが無くなった。
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