基盤分割装置の刃具上下送りにロボシリンダを使用。
用途
プリント基板を分割する装置で、基板を切断するエンドミル形ルータの上下移動にロボシリンダを使用。
基板を1000枚切断すると刃が切れなくなるので、エンドミルを下に動かし使っていない場所を使って切断する。
使用しているロボシリンダの機能
解説
- エアシリンダの場合
-
切断する刃の位置を変更できないため基盤を1,000枚切断したら交換していた。
- エンドミル1本の価格
- 1,200円
- エンドミルの寿命
- 1,000枚切断
- 1日の加工数
- 1,000枚
- エンドミルのコスト
- 1,200円/日=24,000円/月(20日)=288,000円/年
エアシリンダ使用時の年間コスト288,000円
- ロボシリンダの場合
-
切断する刃の位置を変更できるため基盤を4,000枚切断可能。
- エンドミル1本の価格
- 1,200円
- エンドミルの寿命
- 4,000枚切断
- 1日の加工数
- 1,000枚
- エンドミルのコスト
- 300円/日=6,000円/月(20日)=72,000円/年
エアシリンダ使用時の年間コスト72,000円
エアシリンダ使用時のランニングコストは288,000円/年に対してロボシリンダ使用時のランニングコストは、72,000円/年となり216,000円/年の削減となった。
この工場ではこの装置が10台あるため、216,000円×10台=2,160,000円/年のコストダウンを実現した。
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