エンジン部品の移載

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自動車用エンジン部品を移載する工程でサイクルタイムの短縮、チョコ停と人件費の削減に成功した事例を紹介します。従来はエアシリンダを使用していましたが、停止時の衝撃でワークが落下してしまい、チョコ停が1日に15回ほど発生していました。このエアシリンダをロボシリンダに置き換えたところ、スムーズな加減速制御によりワークの落下が無くなり、サイクルタイムも4.9秒から4.2秒に短縮されました。これにより一日に必要な生産数7,000個を作るのに必要な時間が10時間から8.2時間に短縮され、その結果、年間の人件費が77.8万円削減されました。

  エアシリンダを使った設備 電動シリンダを使った設備
サイクルタイム 4.9秒 4.2秒
チョコ停回数 16回/日 0回
一回のチョコ停時間 2分/回 0分
一日のチョコ停時間 32分(0.5時間) 0分
生産時間(7,000個) 9.5時間 ※1 8.2時間 ※2
一日の運転時間 10時間(9.5+0.5) 8.2時間

※1 エアシリンダの場合 7,000×4.9秒=34,300秒=9.5時間
※2 ロボシリンダの場合 7,000×4.2秒=29,400秒=8.2時間

CT効果:1日の運転時間を1.8時間短縮⇒77.8万円/年 削減
(人件費:1,800円/時×1.8時間/日×240日)

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SCON/PCON
アクチュエータ
RCS3-SA8C, RCP2-SA5C, RCP2-GRM

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