そば粉を捏ねる自動そば捏ね機にロボシリンダをご採用いただきました。
従来は、減速機付き汎用モータとラックアンドピニオン機構で、樹脂製の杵を上下に動かしていました。
しかし、そば粉の「コシ」が強いため、汎用モータでは減速機のギアが欠けてしまったり、押付け力が不足するなどの問題がありました。
今回、ロボシリンダに置換えていただくことで、ギア欠けの問題を解決し、また、押付け力の向上により、そば粉をより強い力で捏ねあげることができ、サイクルタイムの短縮や品質の向上につながりました。
更に、従来機に比べて、機械の構造がシンプルになったため、配線工数・プログラミング工数の削減により、大幅なコストダウンも実現しました。
今後、この装置は蕎麦を捏ねるだけでなく、ジャム作りなどにも応用していきたいそうです。