段ボール箱への印字装置
チョコ停削減で1年間で
29万円コストダウン
樹脂部品供給工程
コスト削減効果
人件費を188万円/年削減できました。
装置の内容
セットされた樹脂部品を押し上げて、次工程の接着剤塗布作業へ搬送する工程です。
今までの問題点
① エアシリンダーでの押し上げ作業時に、 押上げの衝撃で部品がズレてしまうため、その都度、作業を止めて部品を整えていました。チョコ停時間は、約1.5分で1日32回程度発生していました。 ② エアシリンダーが上昇する際、エア圧の変動により動作が不安定に。急に動き出す事でワークがズレるトラブルが多発しました。 ③ ワーク飛び出しでチョコ停発生、作業を止める必要がありました。チョコ停時間は、約1.5分で1日に2回程度発生していました。
電動化による改善
① エレシリンダーにしたことで、押し上げ作業の加速度(A)、速度(V)、減速度(D)を個別に調整でき、衝撃のないスムーズな動作が可能になりました。
結果、チョコ停がなくなりました。
② 動作が安定した為、ワークが飛び出す事がなくなり、チョコ停がゼロになりました。
エレシリンダーに置き換えることで、チョコ停が34回/日→0回/日になりました。
エアシリンダー使用時は、チョコ停により1日Total51分装置が停止していました。
エレシリンダーに置き換えたことで、チョコ停がなくなり、チョコ停復旧のための
人件費1,881,600円/年を削減することができました。
エアシリンダー:1.5分(チョコ停時間)×34回(チョコ停回数)=51分/日
電動シリンダー:0分
エアシリンダー:51分×2,300円/時間=1,960円/日
1,960円/日×240日×4人=1,881,600円
電動シリンダー:0円