メインスペック
項目 | 内容 | ||
---|---|---|---|
減速比 | M | L | |
リード | 台形ねじリード(mm) | 2 | 2 |
プーリー減速比 | 1.36 | 2.14 | |
把持動作 | 最大把持力(N)(両側) | 154 | 258 |
把持動作時の速度(mm/s)(片側) | 5 | 5 | |
アプローチ動作 | 最高速度(mm/s)(片側) | 100 | 63 |
最低速度(mm/s)(片側) | 5 | 5 | |
定格加減速度(G)(片側) | 0.3 | 0.3 | |
最高加減速度(G)(片側) | 0.3 | 0.3 | |
ブレーキ | ブレーキ仕様 | - | - |
ブレーキ保持力(N) | - | - | |
ストローク | 最小ストローク(mm)(片側) | 20 | 20 |
最大ストローク(mm)(片側) | 20 | 20 |
項目 | 内容 | |
---|---|---|
駆動方式 | タイミングベルト+左右台形すべりねじ | |
繰返し位置決め精度 | ±0.05mm | |
ロストモーション | -(2点間位置決め機能のため、表記できません。) | |
バックラッシ(片側) | 0.15mm以下 | |
リニアガイド | 有限ガイド | |
静的許容モーメント | Ma : 7.50 N・m | |
Mb : 7.50 N・m | ||
Mc : 15.3 N・m | ||
主要部材質 (注10) | フレーム | アルミ 黒色アルマイト処理 |
フィンガーアタッチメント | ステンレス(SCS13)固溶化熱処理 | |
アクチュエーターケーブル | 塩化ビニル(PVC) | |
垂直方向許容荷重(注11) | 898N | |
使用周囲温度・湿度 | 0~40℃、85%RH以下(結露なきこと) | |
保護等級 | IP54相当 | |
耐振動・耐衝撃 | 4.9m/s2 | |
海外対応規格 | CEマーク、RoHS指令 | |
モーター種類 | パルスモーター(□28) (電源容量:最大2A) | |
エンコーダー種類 | インクリメンタル/バッテリーレスアブソリュート | |
エンコーダーパルス数 | 16384 pulse/rev | |
納期 | ホームページ[納期照会]に記載 |
(注10) 詳細は1-336ページをご参照ください。
(注11) 上記値を超える負荷で使用した場合、寿命低下、破損の原因となります。
適応コントローラー
(注) ECシリーズはコントローラー内蔵です。内蔵コントローラーの詳細は、2-769ページをご確認ください。
海外規格
選定上の注意
(1)「メインスペック」の開閉最高速度は片側の動作速度を表します。相対動作速度は2倍の値となります。 (2)「メインスペック」の最大把持力は、把持点距離40、オーバーハング距離40の場合の両フィンガー把持力の合計値です。実際に搬送出来るワーク質量は、「把持点距離の確認」をご参照ください。 (3)ワークを把持する際は必ず押付け動作をご使用ください。 (4)セルフロック機構により、電源遮断時においてもワーク把持力を維持します。(ただし、ワークを落とさないことを保証するものではありません。)電源遮断時に把持中のワークを除去する際は、側面の開閉ねじを回すか、フィンガーアタッチメントを取外してワークを除去してください。 (5) 使用周囲温度によって、デューティー比の制限が必要です。詳細は1-326ページをご参照ください。 (6)防水ジョイントケーブル仕様(オプション型式:JYW)を選択した場合、付属されるアクチュエーターケーブルは防水ジョイントケーブル仕様となります。 |
寸法図
S.E.:ストロークエンド
※1 異物侵入防止のため、セットスクリューで埋栓されています。吸排気用継手(通常は使用しません)を取付ける場合は取外してください。
※2 コネクター接続部に振動が加わるなど不安定な位置となる場合、コネクター接続部が動かないように、ケーブルを結束バンドなどで固定してください。
コネクターに印字された矢印を合わせてから奥まで差込んでください。
(注) 標準は開側が原点となります。原点を閉側にする場合はオプション(型式:NM)をご指定ください。
(注) アクチュエーターケーブルの取出し方向は標準で後方、オプションで4方向のいずれかに変更できます。
(注) インターフェイスボックスは防塵防滴処理されていません。水のかからないところに設置してください。
ストローク別質量
項目 | 内容 |
---|---|
質量 | 1.03kg |
把持点距離の確認
フィンガー(爪)取付け面から把持ポイントまでの距離(L、H)をグラフの範囲内となるようにご使用ください。
(注) 制限範囲を超えた場合はフィンガー摺動部および内部メカに過大なモーメントが作用して、寿命に悪影響を及ぼす原因となります。
把持力
■把持力と電流制限値の相関図
(注) 把持点距離(L、H)を40とした場合の、両フィンガーの合計値です。
(注) 目安の数字です。0~60%程度のばらつきがあります。特に推奨領域(グラフ着色域)外の電流制限値を設定した場合、ばらつきの可能性が高くなります。
(注) 把持(押付け)を行う場合は、速度が5mm/s固定となります。
■把持点距離と把持力の目安
(注) 最大把持力を100%とした時の張出し位置による把持力を示しています。使用するフィンガーアタッチメントの剛性により結果が異なる可能性があります。