メインスペック
項目 | 内容 | ||
---|---|---|---|
減速比 | M | L | |
リード | ボールねじリード(mm) | 2.5 | 2.5 |
プーリー減速比 | 1.05 | 1.64 | |
把持動作 | 最大把持力(N)(両側) | 125 | 325 |
把持動作時の速度(mm/s)(片側) | 20 | 20 | |
アプローチ動作 | 最高速度(mm/s)(片側) | 175 | 107 |
最低速度(mm/s)(片側) | 10 | 10 | |
定格加減速度(G)(片側) | 0.3 | 0.3 | |
最高加減速度(G)(片側) | 0.3 | 0.3 | |
ブレーキ | ブレーキ仕様 | 無励磁作動電磁ブレーキ | |
ブレーキ保持力(N)(両側) | 131 | 206 | |
ストローク | 最小ストローク(mm)(片側) | 25 | 25 |
最大ストローク(mm)(片側) | 100 | 100 |
項目 | 内容 |
---|---|
駆動方式 | 左右ボールねじ φ8mm 転造C10 |
繰返し位置決め精度 | ±0.02mm |
ロストモーション | -(2点間位置決め機能のため、表記できません。) |
バックラッシ(片側) | 0.03mm以下 |
ベース | 専用アルミ押出材(A6063SS-T5相当) 黒色アルマイト処理 |
リニアガイド | 直動無限循環型 |
静的許容モーメント | Ma : 9.9 N・m |
Mb : 14.2 N・m | |
Mc : 17.2 N・m | |
垂直方向許容荷重(注7) | 810N |
使用周囲温度・湿度 | 0~40℃、85%RH以下(結露なきこと) |
保護等級 | IP20 |
耐振動・耐衝撃 | 4.9m/s2 |
海外対応規格 | CEマーク、RoHS指令 |
モーター種類 | パルスモーター(□28) (電源容量:最大2A) |
エンコーダー種類 | インクリメンタル/バッテリーレスアブソリュート |
エンコーダーパルス数 | 16384 pulse/rev |
納期 | ホームページ[納期照会]に記載 |
(注7) 上記値を超える負荷で使用した場合、寿命低下、破損の原因となります。
スライドタイプモーメント方向
適応コントローラー
(注) ECシリーズはコントローラー内蔵です。内蔵コントローラーの詳細は、2-769ページをご確認ください。
海外規格
選定上の注意
(1)「メインスペック」の開閉最高速度は片側の動作速度を表します。相対動作速度は2倍の値となります。 (2)「メインスペック」の最大把持力は、把持点距離0、オーバーハング距離0の場合の両フィンガー把持力の合計値です。実際に搬送出来るワーク質量は、「把持点距離の確認」をご参照ください。 (3)ワークを把持する際は必ず押付け動作をご使用ください。 (4)使用周囲温度によって、デューティー比の制限が必要です。詳細は1-326ページをご参照ください。 (5)取付け姿勢によっては注意が必要です。詳細は1-307ページをご確認ください。 (6)本機種はセルフロック機構がありません。ブレーキ機構が必要な場合はブレーキオプションを選択してください。自動サーボOFF機能を用いることで、電源遮断後、ブレーキ作動まで把持力を維持することができます。(ただし、ワークを落とさないことを保証するものではありません。) |
寸法図
ST:ストローク
M.E.:メカニカルエンド
S.E.:ストロークエンド
※1 原点復帰を行った場合は両フィンガーがM.E.まで移動しますので周囲物との干渉にご注意ください。
※2 両フィンガーは同時に反対方向に移動します。
(注) 標準は開側が原点となります。原点を閉側にする場合はオプション(型式:NM)をご指定ください。
(注) ケーブルを固定してケーブルの根元部分が動かないようにしてください。
ケーブル取出し方向(オプション)はケーブルボックスの方向変更で変えることができます。
ストローク別寸法
ストローク | 50 | 100 | 150 | 200 |
---|---|---|---|---|
L | 199 | 249 | 299 | 349 |
A | 184.5 | 234.5 | 284.5 | 334.5 |
B | 163 | 213 | 263 | 313 |
D | 0 | 0 | 1 | 1 |
E | 4 | 4 | 6 | 6 |
H | 8 | 8 | 12 | 12 |
J | 81.5 | 106.5 | 131.5 | 156.5 |
ストローク別質量
ストローク | 50 | 100 | 150 | 200 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
質量(kg) | GRST3M | ブレーキ無し | 1.0 | 1.1 | 1.3 | 1.4 |
ブレーキ有り | 1.2 | 1.3 | 1.5 | 1.6 | ||
GRST3L | ブレーキ無し | 1.1 | 1.2 | 1.3 | 1.5 | |
ブレーキ有り | 1.3 | 1.4 | 1.5 | 1.7 |
把持点距離の確認
フィンガー(爪)取付け面から把持ポイントまでの距離(L、H)をグラフの範囲内となるようにご使用ください。
(注) 制限範囲を超えた場合はフィンガー摺動部および内部メカに過大なモーメントが作用して、寿命に悪影響を及ぼす原因となります。
把持力
■把持力と電流制限値の相関図
(注) 把持点距離(L、H)を0とした場合の、両フィンガーの合計値です。
(注) 目安の数字です。0~60%程度のばらつきがあります。特に推奨領域(グラフ着色域)外の電流制限値を設定した場合、ばらつきの可能性が高くなります。
(注) 把持(押付け)を行う場合は、速度が20mm/sとなります。アプローチ速度が20mm/s 以下の場合、アプローチ速度のまま把持を⾏います。
■把持点距離と把持力の目安
(注) 最大把持力を100%とした時の張出し位置による把持力を示しています。使用するフィンガーアタッチメントの剛性により結果が異なる可能性があります。