(注) 上写真はモーター左折返し仕様(ML)です。
メインスペック
項目 | 内容 | ||
---|---|---|---|
減速比 | M | L | |
リード | ボールねじリード(mm) | 4 | 4 |
プーリー減速比 | 1.00 | 1.50 | |
把持動作 | 最大把持力(N)(両側) | 1094 | 1641 |
把持動作時の速度(mm/s)(片側) | 20 | 20 | |
アプローチ動作 | 最高速度(mm/s)(片側) | 175 | 117 |
最低速度(mm/s)(片側) | 10 | 10 | |
定格加減速度(G)(片側) | 0.3 | 0.3 | |
最高加減速度(G)(片側) | 1 | 1 | |
ブレーキ | ブレーキ仕様 | 無励磁作動電磁ブレーキ | |
ブレーキ保持力(N)(両側) | 785 | 1178 | |
ストローク | 最小ストローク(mm)(片側) | 105 | 105 |
最大ストローク(mm)(片側) | 130 | 130 |
項目 | 内容 |
---|---|
駆動方式 | 左右ボールねじ φ12mm 転造C10 |
繰返し位置決め精度 | ±0.02mm |
ロストモーション | -(2点間位置決め機能のため、表記できません。) |
バックラッシ(片側) | 0.03mm以下 |
ベース | 専用アルミ押出材(A6063SS-T5相当) 黒色アルマイト処理 |
リニアガイド | 直動無限循環型 |
静的許容モーメント | Ma : 79.7 N・m |
Mb : 114.0 N・m | |
Mc : 157.0 N・m | |
垂直方向許容荷重(注6) | 2330N |
使用周囲温度・湿度 | 0~40℃、85%RH以下(結露なきこと) |
保護等級 | IP20 |
耐振動・耐衝撃 | 4.9m/s2 |
海外対応規格 | CEマーク、RoHS指令 |
モーター種類 | パルスモーター(□56) (電源容量:最大4.2A) |
エンコーダー種類 | インクリメンタル/バッテリーレスアブソリュート |
エンコーダーパルス数 | 800 pulse/rev |
納期 | ホームページ[納期照会]に記載 |
(注6) 上記値を超える負荷で使用した場合、寿命低下、破損の原因となります。
スライドタイプモーメント方向
適応コントローラー
(注) ECシリーズはコントローラー内蔵です。内蔵コントローラーの詳細は、2-769ページをご確認ください。
海外規格
選定上の注意
(1)「メインスペック」の開閉最高速度は片側の動作速度を表します。相対動作速度は2倍の値となります。 (2)「メインスペック」の最大把持力は、把持点距離0、オーバーハング距離0の場合の両フィンガー把持力の合計値です。実際に搬送出来るワーク質量は、「把持点距離の確認」をご参照ください。 (3)ワークを把持する際は必ず押付け動作をご使用ください。 (4)使用周囲温度によって、デューティー比の制限が必要です。詳細は1-326ページをご参照ください。 (5)取付け姿勢によっては注意が必要です。詳細は1-307ページをご確認ください。 (6)本機種はセルフロック機構がありません。ブレーキ機構が必要な場合はブレーキオプションを選択してください。自動サーボOFF機能を用いることで、電源遮断後、ブレーキ作動まで把持力を維持することができます。(ただし、ワークを落とさないことを保証するものではありません。) (7)コントローラーの「省電力設定」は無効のみです。 |
寸法図
ST:ストローク
M.E.:メカニカルエンド
S.E.:ストロークエンド
※1 原点復帰を行った場合は両スライダーがM.E.まで移動しますので周囲物との干渉にご注意ください。
※2 両スライダーは同時に反対方向に移動します。
(注) 標準は開側が原点となります。原点を閉側にする場合はオプション(型式:NM)をご指定ください。
(注) 四角ナットにはナットホルダー(6個)が付属されます。
(注) 下図はモーター左折返し仕様(ML)の場合です。
ストローク別寸法
ストローク | 210 | 260 |
---|---|---|
L | 565.5 | 615.5 |
A | 542.5 | 592.5 |
B | 495 | 545 |
J | 250 | 275 |
K | 200 | 225 |
ストローク別質量
ストローク | 210 | 260 | ||
---|---|---|---|---|
質量(kg) | GRST7M | ブレーキ無し | 6.5 | 6.7 |
ブレーキ有り | 6.7 | 6.9 | ||
GRST7L | ブレーキ無し | 6.5 | 6.7 | |
ブレーキ有り | 6.7 | 6.9 |
把持点距離の確認
フィンガー(爪)取付け面から把持ポイントまでの距離(L、H)をグラフの範囲内となるようにご使用ください。
(注) 制限範囲を超えた場合はフィンガー摺動部および内部メカに過大なモーメントが作用して、寿命に悪影響を及ぼす原因となります。
把持力
■把持力と電流制限値の相関図
(注) 把持点距離(L、H)を0とした場合の、両フィンガーの合計値です。
(注) 目安の数字です。0~60%程度のばらつきがあります。特に推奨領域(グラフ着色域)外の電流制限値を設定した場合、ばらつきの可能性が高くなります。
(注) 把持(押付け)を行う場合は、速度が20mm/sとなります。アプローチ速度が20mm/s 以下の場合、アプローチ速度のまま把持を⾏います。
■把持点距離と把持力の目安
(注) 最大把持力を100%とした時の張出し位置による把持力を示しています。使用するフィンガーアタッチメントの剛性により結果が異なる可能性があります。