EC-RTC9

メインスペック

項目 内容
減速比 1/45
最大トルク(N・m) 1.5
速度/加減速度(注5) 最高速度(度/s) 600
最低速度(度/s) 20
定格加減速度(G) 0.3
最高加減速度(G)(注6) 0.5
ブレーキ ブレーキ仕様 無励磁作動電磁ブレーキ
ブレーキ保持トルク(N・m)(注7) 0.9
動作範囲(度) 330

(注5) 1G≒9807度/s2

(注6) 水平姿勢のみとなります。横立て・垂直姿勢の最高加減速度は0.3Gです。

(注7) 許容慣性モーメントとブレーキ保持トルクは、必ずしも両立しません。負荷トルクが保持トルク以下であることをご確認ください。

項目 内容
駆動方式 ハイポイドギア+タイミングベルト
繰返し位置決め精度 ±0.05度
原点復帰方式 メカストッパー方式
原点復帰精度 ±0.05度
バックラッシ 0.2度以下
許容スラスト荷重 50N
許容負荷モーメント 5N・m
許容慣性モーメント 0.02kg・m2
ラジアル回転振れ 0.1㎜以下
スラスト回転振れ 0.1㎜以下
使用周囲温度・湿度 0~40℃、85%RH以下(結露なきこと)
保護等級 IP20
耐振動・耐衝撃 4.9m/s2
海外対応規格 CEマーク、RoHS指令
モーター種類 パルスモーター(□28)
エンコーダー種類 インクリメンタル
エンコーダーパルス数 800 pulse/rev
納期 ホームページ[納期照会]に記載

ロータリータイプモーメント方向

押付け力と電流制限値の相関図

適応コントローラー

(注) ECシリーズはコントローラー内蔵です。内蔵コントローラーの詳細は、2-391ページをご確認ください。

海外規格

選定上の注意

(1)出力トルクは回転速度がアップするにつれて減少します。詳細は「回転速度と出力トルクの相関図」をご確認ください。
(2)回転させられるワークの許容慣性モーメントは回転速度により異なります。詳細は「回転速度と許容慣性モーメントの相関図」をご確認ください。
(3)ブレーキは保持用です。制動/非常停止目的で使用しないでください。
(4)選定を行う場合は「選定方法(1-315ページ~)」の計算を行い、使用条件を確認してください。
(5)押付け動作を行う場合は「押付け力と電流制限値の相関図」をご確認ください。押付け力は目安の値です。
(6)最大加減速度は、水平・天吊り姿勢では0.5G、横立て・垂直姿勢では0.3Gになります。

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寸法図

M.E.:メカニカルエンド

S.E.:ストロークエンド

(注) 下平面図は斜線部が回転部となります。

質量

項目 内容
質量 ブレーキ無し 0.88kg
ブレーキ有り 0.98kg

速度と出力トルク、許容慣性モーメントの相関図

回転速度と出力トルクの相関図

回転速度と許容慣性モーメントの相関図

(注) 0.5Gは水平・天吊り姿勢でのみ使用可能です。

原点復帰方法と正回転方向

330度回転仕様

回転部上面から見て、時計方向の回転が+方向となります。

原点復帰動作は反時計方向に回転します。

メカストッパー位置を検出し、反転動作後、停止します。

原点復帰動作を時計方向にすることはできません。

(注) 原点逆仕様の場合、動作方向はすべて反転します。

積載物形状と質量の目安

■円板状の積載物の重心が出力軸回転中心と同一な場合

加速度 0.3G

加速度 0.5G

■積載物の重心が出力軸回転中心からオフセットする場合

加速度 0.3G

加速度 0.5G