RCP2CR-RTBS
RCP2CR-RTBSL

メインスペック

項目 内容
減速比 1/30 1/45
最大トルク(N・m) 0.24 0.36
速度/加減速度(注1) 最高速度(度/s) 400 266
定格加減速度(G) 0.2 0.2
最高加減速度(G) 0.2 0.2
クリーンルーム仕様 バキューム量 (Nl/min) 10
ブレーキ ブレーキ仕様 無励磁作動電磁ブレーキ
ブレーキ保持トルク(N・m) 0.4
動作範囲(度) 330度回転仕様 330
360度多回転仕様 360

(注1) 1G≒9807度/s2

項目 内容
駆動方式 ハイポイドギア
繰返し位置決め精度 ±0.05度
原点復帰方式 330度回転仕様 メカストッパー方式
360度多回転仕様 近接センサー方式
原点復帰精度 330度回転仕様 ±0.05度
360度多回転仕様 ±0.05度
ロストモーション ±0.1度
許容スラスト荷重 30N
許容負荷モーメント 3.6N・m
許容慣性モーメント 減速比 1/30 0.0023kg・m2
減速比 1/45 0.0035kg・m2
クリーン度 クラス10(0.1μm、Fed.Std.209D)
使用周囲温度・湿度 0~40℃、85%RH以下(結露なきこと)
保護等級
耐振動・耐衝撃 4.9m/s2
海外対応規格 CEマーク、RoHS指令
モーター種類 パルスモーター
エンコーダー種類 インクリメンタル
エンコーダーパルス数 800 pulse/rev
納期 ホームページ[納期照会]に記載

ロータリータイプモーメント方向

適応コントローラー

本ページのアクチュエーターは下記のコントローラーで動作が可能です。ご使用になる用途に応じたタイプをご選択ください。

名称 外観 最大接続
可能軸数
電源電圧 制御方法 最大位置決め点数
ポジショナー パルス列 プログラム ネットワーク ※選択
DV CC CIE PR CN ML ML3 EC EP PRT SSN ECM
MSEL-PC/PG 4 単相AC
100~230V
30000
PCON-CB/CGB 1 DC24V
※選択

※選択
512
(ネットワーク仕様は768)
PCON-CYB/PLB/POB 1
※選択

※選択
64
RCON 16
(ML3,SSN,ECMは8)
128
(ML3,SSN,ECMはポジションデータなし)
RSEL 8 36000

(注) DV、CCなどのネットワーク略称記号については、8-17ページをご確認ください。

(注) ML3、SSN、ECM仕様では回転軸インデックスモードは使用できません。

海外規格

選定上の注意

(1)出力トルクは回転速度がアップするにつれて減少します。詳細は「速度と出力トルク、許容慣性モーメントの相関図」でご確認ください。
(2)回転させられるワークの許容慣性モーメントは、回転速度により異なります。詳細は「速度と出力トルク、許容慣性モーメントの相関図」でご確認ください。
(3)360度多回転仕様は、コントローラーによってインデックスモードでの制御ができない場合があります。詳細は「動作モードとコントローラーとの組合せの注意事項」をご参照ください。
(4)簡易アブソで使用される場合も型式項目のエンコーダー種類欄は「 I 」になります。

ページトップへ戻る

寸法図

※1 アクチュエーターケーブルはロボットケーブルです。

※2 ケーブルジョイントコネクターにモーター・エンコーダーケーブルを接続します。

(注) 下平面図は斜線部が回転部となります。

(注) 標準仕様/逆回転仕様(オプション)とも下平面図回転部の位置が原点位置となります。

 原点復帰時、標準仕様は上から見て左に回転して原点復帰を行い、原点復帰完了後右回転で動作を行います。

 逆回転仕様は、右に回転して原点復帰を行い、原点復帰完了後左回転で動作を行います。

 出荷後に回転方向を変更することは構造上出来ませんので、ご注意ください。

質量

項目 内容
質量 0.6kg

速度と出力トルク、許容慣性モーメントの相関図

■回転速度と出力トルクの相関図

■回転速度と許容慣性モーメントの相関図

原点復帰方法と正回転方向

■330度回転仕様

回転部上面から見て、時計方向の回転が+方向となります。

原点復帰動作は反時計方向に回転します。

メカストッパー位置を検出し、反転動作後、停止します。

原点復帰動作を時計方向にすることはできません。

■360度多回転仕様

回転部上面から見て、時計方向の回転が+方向となります。

原点復帰動作は反時計方向に回転します。

センサーを検出してθの範囲(注2)を動作後、停止します。

(注2) 原点復帰範囲θ:約40度

 原点センサーの検出距離によって多少バラツキます。目安としてください。

積載物形状と質量の目安

■円板状の積載物の中心が出力軸中心となる場合

■出力軸中心からオフセットする積載物の場合

動作モードとコントローラーとの組合せの注意事項

330度回転仕様はインデックスモードで使用できません。360度多回転仕様は以下の注意点があります。

動作モード 動作説明 動作範囲 簡易アブソ対応 コントローラー選定時の注意
インデックスモード
(出荷時設定)
回転軸を1回転させると、現在座標が0degになります。
一方向に回転させ続ける用途で使用します。
0~359.99 可能 以下のタイプは対応不可
PCON-CB/CFBコントローラー
・パルス列制御タイプ
・ML3
PCON-PLB/POBコントローラー
RCON、MCONコントローラー
・ネットワークタイプML3、SSN、ECM
ノーマルモード 有限の範囲で回転させる用途で使用します。
0degに戻す為には、逆回転が必要です。
0~9999.99(注3) 可能

(注3) ソフトリミットのパラメーターの手動設定が必要です。