アクチュエータースペック
型式 | リード (mm) | 最大可搬質量(注1) | 最大押付力 (N) | ストローク (mm) | |
---|---|---|---|---|---|
水平 (kg) | 垂直 (kg) | ||||
RCP2W-RA10C-I-86P-10-①-P4-②-③ | 10 | ~80 | ~80 | 1500 | 50~300 (50mm毎) |
RCP2W-RA10C-I-86P-5-①-P4-②-③ | 5 | 150 | ~100 | 3000 | |
RCP2W-RA10C-I-86P-2.5-①-P4-②-③ | 2.5 | 300 | ~150 | 6000 |
記号説明 ① ストローク ② ケーブル長 ③ オプション
(注1) 速度が上がると最大可搬質量は低下しますのでご注意ください。
ストローク リード | 50~300 (50mm毎) |
---|---|
10 | 250<167> |
5 | 125 |
2.5 | 63 |
(単位はmm/s)
(注) < >内は垂直使用の場合です。
速度と可搬質量の相関図
RCP2シリーズは、パルスモーターの特性上速度が上がると可搬質量が低下します。下記表から希望する速度と可搬質量が満たされているか確認してください。
アクチュエーター仕様
項目 | 内容 |
---|---|
駆動方式 | ボールねじ 転造C10 |
繰返し位置決め精度 | ±0.02mm |
ロストモーション | 0.1mm以下 |
ロッド径 | φ40mm |
ロッド不回転精度 | ±1.0度 |
保護構造 | IP54 |
使用周囲温度・湿度 | 0~40℃、85%RH以下(結露無きこと) |
垂直搬送質量と走行寿命の相関図
RCP2W-RA10Cは最大推力が他タイプに比べて大きいため、可搬質量や押付け力の使用値によって寿命が大きく変化します。
「速度・加速度別可搬質量表」もしくは「押付け力と電流制限値の相関図」でタイプを選定する際は、可搬質量と寿命の相関図及び押付け力と寿命の相関図で、走行寿命をご確認ください。
(注) 定格の数値は、走行寿命5,000kmの場合の最大値です。最大の数値は動作可能な最大値を表します。定格の数値を超えて動作した場合は、寿命が上グラフのように減少しますのでご注意ください。
適応コントローラー
本ページのアクチュエーターは下記のコントローラーで動作が可能です。ご使用になる用途に応じたタイプをご選択ください。
名称 | 外観 | 最大接続 可能軸数 | 電源電圧 | 制御方法 | 最大位置決め点数 | ||||||||||||||
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ポジショナー | パルス列 | プログラム | ネットワーク ※選択 | ||||||||||||||||
DV | CC | CIE | PR | CN | ML | ML3 | EC | EP | PRT | SSN | ECM | ||||||||
MSEL-PCF/PGF | 4 | 単相AC 100~230V | - | - | ● | ● | ● | - | ● | - | - | - | ● | ● | ● | - | - | 30000 | |
PCON-CFB/CGFB (86Pモーター対応タイプ) | 1 | DC24V | ● ※選択 | ● ※選択 | - | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | - | 512 (ネットワーク仕様は768) | |
RCON | 16 | - | - | - | ● | ● | ● | ● | - | - | - | ● | ● | ● | - | - | 128 |
(注) DV、CCなどのネットワーク略称記号については、7-17ページをご確認ください。
(注) 簡易アブソユニットは使用できません。
(注) MSEL-PCF/PGFの3、4軸目は接続できません。
海外規格
選定上の注意
(1)リード毎に最低速度が設定されています。(リード10:10mm/s、リード5:5mm/s、リード2.5:1mm/s)最低速度以下で動作すると振動等が出る場合がありますのでご注意ください。 (2)RCP2シリーズはパルスモーターを使用していますので高速になると可搬質量が低下します。 (3)可搬質量は、リード10:0.04G、リード5:0.02G、リード2.5:0.01Gで動作させた時の値です。加速度は上記値が上限となります。又、水平可搬質量は外付けガイドを使用した場合です。ロッドの進行方向以外からの外力がかかると、まわり止めが破損する場合がありますのでご注意ください。 (4)ケーブルジョイントコネクターは防滴処理がされていませんので水のかからないところに設置してください。 (5)押付け動作については総合カタログ2017・1-387ページをご参照ください。 (6)取付姿勢によっては注意が必要です。詳細は1-199ページをご確認ください。 (7)RCON接続時は、変換ユニットもしくは変換ケーブルが必要になります。詳細は7-25ページをご参照ください。 |
寸法図
ST:ストローク
ME:メカニカルエンド
SE:ストロークエンド
※1 モーター・エンコーダーケーブルを接続します。モーターケーブルはRCP2 シリーズと共通ですがエンコーダーケーブルは専用になりますのでご注意ください。ケーブルの詳細は1-101ページをご参照ください。ケーブルジョイントコネクターは防滴処理がされていませんので水のかからないところに設置してください。
※2 原点復帰時はロッドがMEまで移動しますので周囲物との干渉にご注意ください。( )付寸法は参考寸法です。
※3 二面幅の面の向きは製品により異なります。
※4 吸排気ポートは本体内部のエア抜き用配管です。外径φ6mmのチューブを差し込み、水のかからないところまで延長してご使用ください。
※5 アクチュエーターケーブルはロボットケーブル(耐屈曲ケーブル)ではありませんのでケーブルベア等可動部で使用しないでください。
(注) RA10Cタイプは構造上原点逆仕様は出来ませんのでご注意ください。
(注) ブレーキ有り仕様は標準仕様に対し全長が45.5mm延長、質量が1.5kg アップします。
ストローク別寸法・質量
ストローク | 50 | 100 | 150 | 200 | 250 | 300 |
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L | 372 | 422 | 472 | 522 | 572 | 622 |
質量(kg) | 9 | 9.5 | 10 | 10.5 | 11 | 11.5 |