ERC2シリーズ

コントローラ内蔵で、機械技術者が動作・調整可能な新しいタイプの電動シリンダ

ERCシリーズはコントローラを内蔵し、組み付け、配線、調整をさらに簡単にしました。

特長1コントローラ内蔵により配線の手間が減少

専用ケーブルをPLCとDC24V電源に接続すればすぐに動作できます。
またシリアル専用タイプとゲートウェイユニットを使用すれば、簡単にフィールドネットワークにも接続出来ます。

特長2コントローラの設置スペース不要

コントローラの設置スペースが不要になり、制御盤の小型化が可能制御盤を小型化することで、大幅なコストダウンが可能になります。

特長3コントローラ込みで脅威の超低価格を実現

構成部品の徹底的な見直しにより、従来に比べ20%以上のコストダウンを実現しました。

特長4AQシール標準装備

潤滑油を樹脂で固形化したAQシールを標準装備。

主な機能

簡単接続・簡単操作

ERC2はコントローラを本体に内蔵していますので、本体とPLCをI/O(入出力)ケーブルで接続し、電源(DC24V)を供給するだけで動作可能状態となります。
また、PLCと接続していない状態でも、ティーチングボックスやパソコン対応ソフトを使って停止位置の入力や動作の確認を行うことができます。

最大64点※ の多点位置決めと便利な機能

スライダタイプ、ロッドタイプ共に、最大64点※ まで停止位置を設定出来ますので段取り替えなしで複数のワークにも対応可能です。
またRCシリーズで好評の一時停止入力信号、ゾーン出力信号の機能を備えていますので、エアシリンダでは難しい動作内容も簡単に実現可能です。

  • シリアル通信タイプの場合

ボールネジとリニアガイドにより、高精度、高剛性を確保

低価格タイプながら駆動用の送りネジには高精度なボールネジを使用。すべりネジと比べて摩擦抵抗が小さい為摩耗が少なく長期間に渡ってスムースな動作と高精度の位置決めを確保します。
また、スライダタイプにはリニアガイドを内蔵していますので、直進性を確保し本体から外側に張り出して荷重をかけることも可能です。

省スペース

ERC2はコントローラを内蔵していますので、制御盤からコントローラの設置スペースが不要になります。
これにより1台の装置に多数のアクチュエータを使用する場合等、制御盤の大きさを小さくできますので、省スペース及びコストダウンにつながります。

  • シリアル通信タイプの場合

主なERC2シリーズバリエーション紹介

パルスモータ搭載・コントローラ内蔵一体型タイプ

スライダタイプカタログ(PDF: 9.5 MB)

標準タイプSA6C/SA7C

ロッドタイプカタログ(PDF: 9.7 MB)

標準タイプRA6C/RA7C
シングルガイド付きタイプRGS6C/RGS7C
ダブルガイド付きタイプRGD6C/RGD7C