機械技術者が動作・調整可能な新しいタイプの電動シリンダ
ERC3シリーズはコントローラを内蔵し、組み付け、配線、調整をさらに簡単にしました。
特長1コントローラの設置スペースが不要になり、制御盤の小型化が可能。
制御盤を小型化することで、スペースの有効活用が可能。
特長2従来機種の1.5倍の可搬質量、1.5倍の最高速度。
特長3標準最長ストロークが延長。
従来機種 600mm ⇒ ERC3シリーズ 800mm
※30%延長
特長4コントローラ内蔵なので、アクチュエータの近くでティーチングが可能。
主な機能
「従来方式」「PIO変換方式」「クイックティーチ方式」の3つの接続方法に対応
従来方式
PLCなどの上位機器と下記方式での接続が可能です。位置決め点数は最大16点数です。
- 1.従来のERC2と同じく、PLC等の上位機器から直接PIO/SIOで制御が可能です。
- 2.ラインドライバ方式にて、パルス列制御が可能です。
PIO変換方式
PIO変換器に接続することにより、ERC3シリーズのコントローラ機能がグレードアップ。
- 1.最大位置決め点数が16点から512点に増加します。
- 2.ERC3エンコーダの簡易アブソリュート化が可能となり、原点復帰動作が不要となります。
- 3.駆動源遮断用リレー内蔵(CV)/外付けタイプ(CVG)の選択が可能です。
- 4.カレンダー機能が使用可能です。エラー発生時間を確認でき、アラームの解析に便利です。
- 5.ERC3のブレーキ解除スイッチを装備しています。
- 6.PIO変換器の正面パネルに搭載されたステータスLEDで、ERC3の各種簡易ステータスが確認可能です。
クイックティーチ方式
クイックティーチを接続することにより、ERC3に電源の供給やPLCからの信号が無くても操作パネルのボタンやツマミを操作することで簡単に試運転が可能です。
- 1.クイックティーチから電源供給が可能です。
- 2.速度変更、加速度変更、位置の変更が可能です。
- 3.電源は、DC24V-AC100/200Vに対応しています。
主なERC3シリーズバリエーション紹介
パルスモータ搭載・コントローラ内蔵一体型タイプ